【第75回】Navisworksでの材料集計方法について

DX

お客さんから3D-CADのデータはないけど、Navisworksのデータならあるよって言われて、Navisworksのデータだけもらった事はありませんか?(笑)

今回は、そんな特殊な状況において、配管の材料集計をする必要が出たときに、Navisworks上で材料集計をする方法をお話ししていきたいと思います。Navisworksは3種類あり、材料集計ができるのは有償版のNavisworks SimulateかNavisworks Manageのどちらかになります。残念ながら無償版のNavisworks Freedomではできません

Navisworksのデータプロパティを確認

まずは配管(直管部)を選択して、プロパティ情報を確認してみましょう。そこに長さに関するプロパティがあれば、それを集計していくことになります。配管の材料集計は、材質と口径ごとに集計するのが一般的なので、その2つのプロパティについても確認しておきましょう。

全ての配管を選択できるように検索セットを作成する

集計をする場合は、その集計対象のみを全て選択した状態にする必要があります。一つずつ配管を手動で選択していたら日が暮れてしまいますので、「項目を検索」という機能を使って、一括で自動選択できる設定を行います。
上部リボンから「項目を検索」を押して、カテゴリ、プロパティ、条件、値を設定します。例えば、Plant3Dからnwcファイルとして出力したデータの場合は、カテゴリ「AutoCAD」、プロパティ「クラス」、条件「=」、値「Pipe」となります
これで条件に一致するすべての配管を一括選択する設定が出来上がりますのでそれを保存すると「検索セット」に保存されます。以降は、それを選択するだけで一瞬ですべての配管を選択することができるようになります。

集計の設定

上部リボンからQuantificationを押します。ここで集計を行う内容を設定します。

  1. プロジェクトの設定を押す。その後、なし→メートル→次へ→終了と進めます。
  2. 下にあるタブから新規項目を押します。できた新規項目を選択した状態で右下の方にある「項目のマッピングルール」タブを押します。
    説明1に配管サイズを拾う箱を用意するために、カテゴリ「AutoCAD」、プロパティ「サイズ」を選択します。
    説明2にはカテゴリ「AutoCAD」、プロパティ「Plant材料」を選択します。
    モデルの長さには、カテゴリ「AutoCAD」、プロパティ「長さ」を選択します。

いよいよ集計

先ほど作成した検索セットを利用して、集計したい配管を全選択します。その状態で、下にあるタブ「Quantificationワークブック」を選択して、新規項目にドラック&ドロップで挿入します。
これで、すべての配管の集計が出ると思います。欲しいのは、材質ごとかつ、口径ごとで集計したいので、それはエクセルを使ってやります。右上にあるエクスポートボタンを押して保存することで、エクセルファイルが作成されます。あとは、エクセルでピボットテーブルやフィルターを駆使して必要な括りごとに集計してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?正直かなり分かりずらいです。NavisworksのQuantification機能は、色々な集計ができるように汎用性を持たせているが故に、内容を理解していないと自分に必要な項目で集計をするのが難しいです。

ねこ道
ねこ道

焦らずにひとつひとつ階段を上っていきましょう!
万里の道も一歩から!

コメント

タイトルとURLをコピーしました