今回はAutoCAD Plant3D(以下Plant3D)とNavisworksの連携方法であるスイッチバック機能についてお話ししたいと思います。ネタ元はコメントをくださった方からの一言です。詳細を色々調べてみましたので正直な感想をお伝えしていきたいと思います。
Plant3Dでモデル入力する時に注意する点
Plant3Dではクリッピング機能(全体を表示している中で、一部分だけ区切って表示させる方法)がありません。そのため、密集した場所に配管などをモデル入力していると、入力したモデルが視覚的にどんどん邪魔になってきます。また、高さがあって床や天井などがある場合も2FLの配管を見ようと思っても3FLの床が邪魔で何も見えない。。なんてことになりがちです。
解決方法としては、レイヤーごとに表示・非表示を変えていく事で、邪魔なものを非表示にさせます。なので、しっかりとレイヤー構造をルール化しておくことが重要になります。
プラントエンジニアリングにおけるレイヤー構造を考えてみると、一般的には、CIVIL(土木)、EQUI(機器)、STRU(鉄骨)などに区分する事が多いです。配管はラインナンバーごとになります。(配管だけは、3D-CADの標準に従う感じです。配管専用の色々な機能があるためです。)
Plant3DとNavisworks間のスイッチバックとは?
Navisworksでは、モデルを選択した状態で右クリックを押すとスイッチバックという項目があります。このボタンを押すことで、自動的にPlant3Dのモデルから同じものを探し出してフォーカス(ズーム)してくれます。ここで一点注意があります。事前にPlant3Dで、同じモデルを開いておく状態にしておく必要があります。
また、Plant3D側では直交投影モードからパースモードに自動的に切り替わります。パースモードにしないと、色々なモデルが重なって表示されてしまうため、目的のモデルを探し当てられないためです。
まとめ
- Plant3Dにはクリッピング表示機能がない。
- クリッピング機能をレイヤーの表示・非表示で代用する。
- レイヤー構造をルール化しておく。
- Navisworksからスイッチバックさせるためには、Plant3Dでモデルを開いておく。
- スイッチバック時に自動的にパースモードに移行される。(これが地味に厄介)
正直な話、私はこのスイッチバック機能をあまり使用していません。
基本的には、Plant3Dでモデル入力をガンガン行いながら、ひと段落したらNavisworksデータに出力して、入力した範囲をNavisworks上で、目視確認しています。
最終的に全てのモデル入力が完了したら、Navisworksの干渉チェック機能を使って、機械的に全ての干渉確認を行ってモデルを修正する、という流れで仕事をしています。
今回は以上です。ありがとうございました。


コメント
AutoCAD Plant 3Dで作成したモデルをNavisworksと連携させ、
可視化および確認を行う方法が、現時点では適切な選択のようですね。
ご説明いただき、ありがとうございます。
コメントありがとうございます!
Plant3Dでクリッピング機能が搭載されるのが、本当は一番良いのですけど(笑)