今回はAutoCAD Plant3D(以下Plant3D)の機器モデルを作成する時に使用するノズルカタログについてお話ししたいと思います。
機器モデルを作成したら、配管接続情報をそれぞれのノズルに入れる必要があります。テンプレートで作成した機器の場合は、ノズル追加ボタンからノズルを作成して、圧力-レーティング、口径を設定します。(下図)


図中の「ノズルを選択」というところ(ここではJIB B 2220のフランジ50A)を作るのがノズルカタログになります。
ノズルカタログは、デフォルト設定では配管カタログと同じ場所にいます。パスとしては、C:\AutoCAD Plant 3D 2025 Content(2025の部分はバージョンになります)になります。その中のCPak Common内にあるNOZZLE catalog.acatファイルになります。このファイルをSpec Editor for AutoCAD Plant3Dというソフトで開くことで内容を修正、あるいは追加することができます。ソフトの開き方などは【第31回】で詳しく説明しているのでそちらもご覧ください。

ねこ道
デフォルトでは、JIS系のノズルは残念ながら用意されていません。少しハードルが高いと思いますが、頑張ってJIS系のノズルを作成しましょう。ご自身の会社での業務範囲によっては、ISOフェルールなどのサニタリー系のノズルも作っておくと出番があるかもしれませんね。
リンク
コメント