【第114回】Plant3Dで機器自動作成⑩ Excelから機器一式を自動生成!ついに完成!

DX

みなさん、こんにちは! 前回はPDFからPlant3Dまでの全体フローを紹介しました。今回はそのうち、後半の『ExcelからPlant3Dへ機器を作る』部分です。個別に動かしていた生成機能をまとめ、機器一式を作る仕組みが形になりました!

なぜ先にExcelから完成させるのか

AIの読図は改善を重ねる必要があります。一方、生成側が安定していなければ、図面を正しく読めても機器は完成しません。そこでまず、Excelに必要な設定値がそろえばPlant3D側で作れる、という状態を目指しました。

本体・ノズル・タンク脚部を一つにつなぐ

これまで検証した胴・上下鏡板・胴フランジ・ノズル・特殊形状・Leg/Lugなどの処理を統合しました。重要なのは、部品の見た目だけでなく、可能な限りPlant3D標準のEquipment部品として扱えるようにすること。特にノズルやLegは、生成後の編集や保存後の保持も検証してきました。

Excelを機器生成の正式な入力元にする

Excelには本体・脚・ノズルなどの最終設定値をまとめます。入力された値を機器生成用のGeneration Input JSONへ変換し、Plant3D側のAdapterへ渡す構成です。生成側で寸法の意味を読み直したり、都合よく値を修正したりはしません。

こんな形でエクセルにしました。黄色い部分に必要な数値を入力して、そこからJSONファイルを出力します。エクセルのマクロで作成しました。そのJSONファイルから自動でPlant3D上に3D機器モデルが生成されます。

実演!Plant3Dによる機器自動作成!

では実際にやってみましょう。先ほどのエクセルに必要な数字を入力します。今回は手入力です。今後は、AIに図面を読解してもらって、エクセルに数値入力してもらうところまでをやる予定です。

専用のDLLファイルを事前に読み込んでいます。そうすると、専用のコマンドが出てきますので、それを選択→ファイルを聞かれるので、エクセルから変換されたJSONファイルを選択→配置場所を聞かれるので、選択。(この動画では、0,0,0を指定しています)

すると。。何という事でしょう!!
自動で機器が生成されるではありませんかー!(某ビフォーアフター風)

Excelからの自動生成という大きな区切り

これでExcel側に正しい値が用意できれば、Plant3Dへ機器一式を渡して生成する後半の仕組みが完成しました。ここはシリーズの大きな到達点です! ただし、未知の図面をPDFから読み、最後まで無人で生成できたという意味ではありません。

次はExcelへの入力を減らしたい

これで後半部分が完成しました。残る課題はExcelへ値を入れる作業。機器図面には必要な情報があるのだから、AIで読み取って自動入力したくなりますよね。次回はPDF読図とExcelをどうつなぐかに挑戦します。

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